❤1❤ハジマリ

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電車に乗っただけでアキはどきどきした。 学校までは6駅 1駅過ぎ…2駅が過ぎた。 電車はほぼ満員… 3駅過ぎたところでアキは後ろから背中を叩かれた。 「ちょっと、」 振り向くと、そこにいたのはフユだった。フユは少し怒っているようだった。 「あんたなぁ、昨日痴漢にあったのに同じ時間同じ車両同じ位置にまた乗るか?普通。」 溜め息混じりにフユは笑った。フユの笑顔がキラキラ輝いて、アキは思わず下を向いてしまった。アキの顔は熱かった。 「あ、会いたかったの!あなたに!」 アキは思わずそう言ってしまった。フユは驚いて、少し顔を赤くしていた。
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