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駅についた。
ドアが開いて
人が流されていく。
アキも一緒になってホームに降りた。
その時だった。
同じ制服の知らない子が
アキの腕をつかんで
サラリーマンっぽい男の人の背中を
がっと掴んだ。
「この子に痴漢してただろ!!!!」
鞄に伊野フユという名前が見えた。
サラリーマンはびっくりして
こっちを振り向いた。
「な…なんだよ急に」
フユの背中はとても大きく見えて
私はすぐに
恋をしてしまった。
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