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遠征行きのバス
いつも三上先輩は俺の横に座った。
なんの断りもなく(笑)
「笠井…」
「？なんですか？」
帰りはいつも先輩は眠そうだ。
どうやら夜あまり寝てないらしい。
普段は授業中寝てるとか…。
「肩かせ。寝る。んでついたら起こせ。」
返事を待たずに寄りかかってくる。
「え…、ふぅ…はい。」
規則正しく寝息が聞こえてくる。
あまり人を寄せ付けないこの人が頼ってくれるってのはすごく嬉しくて…
俺はいつも
この人も俺と同じ気持ちなのかと期待を持ってしまう。
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