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俺はいまになってもっとちゃんとした格好をしてくるんだったと後悔をした。
今の俺は古びたTシャツにジャージといった格好なのだ。
「ふーん…」
「えっと…隣に三上先輩がいるとは思ってなくて…びっくりしました。」
「…用、これだけ?俺昨日飲み会で眠いんだけど。」
「あ、はい!じゃ…これで失礼します。」
不機嫌な理由がわかった。
あの人は昔から朝は機嫌が悪かった。
「じゃ。」
ガチャン…
忘れたころに思い出さされた。
あの人との関係は『無』から『お隣さん』に変わった。
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