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「……ふにゃっ!? アンタ大丈夫かいな……?」
「ふぇぇ……。大丈夫ですか!?」
ふと、いつの間にか閉じていた瞳を開けると、心配そうに俺を見つめる巨乳ちゃんとつるぺたちゃん。
どうやら俺は、あまりの自己嫌悪に座り込んで涙を流していたようだ。
「すまんな……。ちっと言い過ぎたわ」
こんなバリバリクズ男な俺に、頭を下げてくれる巨乳ちゃん。
ああ、なんて優しいんだ君は。
普通なら唾を吐きかけられてる場面だろうに。
そして、そのシャツから覗く巨乳がたまらない。
ああ、素敵だ。
出来ることなら埋まりたい。
「うおおおん! 俺はゴミクズなんだよう!」
「ふにゃあっ!?」
俺は、巨乳ちゃんの胸に顔を埋めて泣いた。
「ちょ……離れんかい! って、ああもう!」
嫌がりながらも、涙する俺を気遣って、引き離す事はしない巨乳ちゃん。
ああ、素敵だ。至福だ。粉砕、玉砕、大喝采だ。
「ああもう! こんな所で泣かんと! 話なら店の中でゆっくり聞いたるわ!!」
――ん? 今なんと?
「そ、それは俺と同席してくれるという事か!?」
いきなりのメイクミラクルな展開に、俺は慌てて巨乳から顔を離し、声を上げた。
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