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「……しゃあないやろ。全く、とんだ休日やでほんまに」
「ま、まあ、これも縁……ですしね。いいですよ、ご一緒しましょう」
ああ、なんだろう。
初めて人の暖かさに触れた気がする17の夏。
これからは強く生きていけそうだ。
盗んだバイクで走り出す勇気も無かった昔の俺にバイバイ。
「ありがとう! じゃあ、せめて今日は俺が奢るよ!」
「えっ、本当ですか!?」
「ほんまに!? 何か悪いなあ」
よし、少しは機嫌が治ったようだ。
「お、俺、上条達也って言うんだす。君達の名前聞きたいな……」
くあっ!! また肝心な所で噛んじまった!
「私、天上輝衣那(あまがみきいな)です。キィナって呼んで下さいね」
「ウチは、猫宏美(ねこひろみ)キャットをもじってキャティって呼ばれとんねん。よろしゅうなぁ」
噛んだ事には触れずに、笑顔で自己紹介をしてくれる二人のマイエンジェル。
キィナちゃんにキャティちゃん。
見た目だけじゃなく、性格とかもろもろ、本気で可愛い。
是非とも、是非ともこのチャンスにアドレスくらいは交換したい!
だが俺に、そんな芸当が出来るのだろうか……。
くそっ!!
どうすればいいんだあっ!!
《MA☆RU☆NA☆GE action!》
キャティ、キィナとのティータイム!
主人公にして欲しい行動や言って欲しい台詞をガンガン書きこんでください。
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8月9日 23時59分
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