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「こ、こちらですっ!」
俺達は、新人ウェイトレスちゃんに案内された、窓際の禁煙席に座る。
キィナちゃんとキャティちゃんが隣り合わせに座り、向かいに俺。
窓からの景色は、灰色のビルがででんとそびえ立つのが見えるだけで、正直良いとは言えない。
だが、今は目の前に素晴らしい景色が広がっている。
こんな美少女二人とこれからティータイムが繰り広げられるのだ。
たまんねーな、おい。
特にキャティちゃんだ。
あのダイナミックな胸。
それが今目の前にある。
ああ赤ちゃんに戻って、チュパチュパしたひ……。
「あ、ご、ご注文はお決まりですかっ!?」
「母乳で」
……あ。
やばっ! 変な事考えてたらついNGワードが出てしまった!
案の定、ウェイトレスちゃんは顔を真っ赤にして慌てている。
「はわわわわっ!? お、おおおお客様っ!! ごめんなさいっ! 私、まだ出ないんです……。お待ちください! パートの田中さん(52)に聞いてきますっ!」
「いや、いいっ! 冗談だ冗談!」
しかし、ウェイトレスちゃんは俺の言うことも聞かずにダッシュで店の奥へと行ってしまった。
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