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~コモドファロス灯台島~
「うへぇ…コモドって言うから常夏の楽園だと思ったのにぃι」
絢はぶちぶちいいながら歩いていた。
辺りは見渡す限りの荒れ果てた遺跡、砂漠。
確かに海は見えるものの楽園とはほど遠かった。
「こんなとこに本当にローグギルドなんてあるのかなぁ??ι」
もう何時間歩き回っただろう。
しかしそれらしいものはちっとも見当たらない。
仕方なく絢はカプラさんのところまで戻った。
カプラさんに頼み、倉庫からだしてもらった葡萄ジュースを啜りながら辺りを見回す。
やっぱり見えるのは砂漠と地下に続く遺跡のみ。
「ん…??地下??」
ふと気に止まりそこに入って見る。
中にはいると…
マキ「あら??いらっしゃい??ローグに転職希望??」
...... ( ̄□ ̄;)!!
「こんなすみっこでわかるかぁあぁあぁ!!!!」
思わず叫ぶ絢。しかしマキは淡々と
ならず者
「あら??ローグになる試験を堂々としたらまずいじゃない??」
「あぅ…そういわれればそうかも……??」
半分納得がいかないまま絢はうなづいた。
マキ「こんなとこまで来たからには貴方ローグになりたいんでしょ??見たところシーフのようだけど。」
「うん+誰か守れる位強くなりたいの+」
マキ「ならず者らしからぬ子ねιまぁいいわ。試験をはじめましょう^^」
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