運命の歯車

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~プロンテラ首都南臨時広場~ 様々な人が同じレベル帯の人を探し、出かける冒険の始まりの場所。 そんなこの臨時広場に変わった珍客がいた。 シーフは小さな看板を掲げ、公平募集の看板を掲げるひとたち真ん中に座った。 シーフの看板には文字書いてあった。 『求/パパママ 出/幼女シーフ』 ...... ( ̄□ ̄;)!! 辺りはショックエモに包まれた。 かかわりたくないといわんばかりにそそくさと逃げるように去って行く周りの人間。 そんな中1人の剣士がシーフに声を掛けた。 「絢、ま~た養子になろうとしてるの?懲りないわねι」 「マリス~もう3日目だょι」 「いい加減諦めなさいよι」 「やだ!!絶対ちびっこになるっ!!」 そんなキャイキャイと騒ぐ2人を見つめる2つの影があった。 『すいません』 「はいっ!?」 突然かけられた声に絢は勢いよく振り向いた。 そこにはジプシーと廃渦の夫婦が立っていた。 『私達の養子にならない??』 「是非にっ!!!」 噛み付かんばかりの勢いでお返事をすると絢は2人のPTに入れて貰った。 『それじゃあ行きますね。』 「はい!!」 ……………………………………………………………………………………………………………………………………あれ??ι 2人の間で絢はちょこんと座って待ったが何も起こる気配はない。 『ぁ、ごめんι』 「どうしたんですか??ι」 『私達の養子引退しちゃったからいいかなと思ったんだけど一回作ったら無理みたいι』 ガ-(゜Д゜;)-ン! 「あぅ………ι」 がっくりする絢に夫婦は友人夫婦を紹介してくれた。 賢者とリンカーの夫婦だった。 絢は再び2人の間にちょこんと座って待った。 ……………………………………………………………………ι やっぱり何も起こらない。 『あιごめんねι私レベル65だったι』 Σ(T▽T;)グワーン 横でマリスがクスクス笑っている。 養子へのみちは遠そうだ…
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