新しい出発

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巨大なウィスパー達が断末魔の悲鳴をあげ消えていく。 ??「ルアフ!」 緑髪のハイプリーストは隠れし者を炙り出す聖なる蒼光を呼び出した。 ??「こいつが本体ですか…」 さらりと流れる髪をかきあげたあと、ハイプリーストは再びマグヌスエクソシズムの詠唱を始めた。 「か…カッコいい………////」 ??「無に帰りなさい!!マグヌスエクソ………」 シュンッ!!!!! ΣΣΣ ( ̄□ ̄;)!! 魔法の詠唱が完成する寸前、ゴーストリンクはテレポートしハイプリーストの前からにげてしまった。 ??「……………………ι」 「ぷっ…あははははは\(≧▽≦)丿」 絢は思わず笑ってしまった。 ??「き…今日のところは見逃して差し上げますよ。」 気まずそうに悪役バリの台詞をはき、ハイプリーストは絢の方に振り向いた。 顔は…やっぱり逆光で良く見えない。 ??「お怪我はありませんか??ここは危険な敵もいるのできをつけてくださいね??」 ニコッと微笑むとハイプリーストは絢の頭をひとなでし、くるりと背を向けた。 「あっ!!まってιあなたの名前は……!」 絢がいい終わる前に緑髪のハイプリーストはテレポートで風のように飛んでいってしまった。 「御礼いいそびれちゃったι」 絢は静かになった空間で一つだけ決意を固めた。 =ああいうひとの前を守れる前衛になりたい…= 「よぉし!!追い込みだぁ!!敵山盛り来いっ!!」 絢は元気よく駆け出した。
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