強くなりたい

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~プロンテラ露店街~ 「ふふん~♪」 先程のドロップアイテムを精算し、多少の消耗品を買い足したあと、絢は露店街で装備品を探していた。 強くなりたい。そう思ったのは初めてだった。 「まずは武器だよなぁ…ι」 長年愛用していたボロボロのスティレットを見つめていると後ろから声がした。 ??「そこのまな板どちび!!」 「誰がまな板どちびだぁあぁあぁあ!!!!!!」 叫びながら振り向くとシルクハットに焔髪のプリーストがニャニャとしながら絢に手を振っていた。 腰には銀色のチェインが輝いていた。 「……なんだジャックか。」 「ぅおぃ!!なんだその反応はっO(`ヘ´#)"O」 「ぇーだってジャッくんすぐ人の事まな板呼ばわりするんだもんι」 「事実だから仕方ない(`ヘ´)」 「いいやがったなぁっΣ(T▽T;)」 「まぁ、なんか探してんのか??」 ジャックが問い掛けると絢は少し考え 「ん~…つよくなれる短剣を探してるのι」 「ぷっv(`∀´v)そんなもんあるんだったら俺が欲しいわ!!」 「ジャッくん短剣持てないじゃないかっι」 「そうなんだよなぁι残念で仕方ないぜι」 「それ、聖職者の台詞じゃないよ…ι」 「殴りプリーストに今さらなにを!!(-д-;)」 「まぁ確かにねι(苦笑)」 「てかさ、強くなりたいんだったら先ずは転職じゃね??転職したら持てる武器も増えるしさ+」 「Σ(・Α・)珍しくジャックンがまともな事言ってる…」 「うぉい!!失礼な奴だなぁι」 「まぁ、助かったょ+ありがとぉ+」 「おぅさ+ローグの転職大変らしいからセイゼイ頑張れや+」 「じゃあ早速行って来るねっ+」 「うぃうぃまたな+」 絢は歩き出した。 目的地はコモドファロス灯台島。
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