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クリスタルは歌舞伎町の中でも有名店だ、したがって採用基準もかなり厳しい。しかし、亜美のルックス、スタイルを見れば店の人間で採用を反対する者はいないだろう。
「わかった、明日とりあえず店に来なよ!」
笑顔で日明は言った。
「大丈夫かな…?アキちゃん?」
お客さんには決して見せることのないだろう心配そうな顔で、あきらは言った。
「大丈夫だよ!こんなに可愛いんだから!」
亜美の顔が真っ赤になった。
「そうだよね!私の妹だもんね!頑張ろうね!亜美!」
「よろしくお願いします」
愛くるしい瞳で日明の目をみながら亜美は笑顔で言った。
「ああ…頑張ろうね!」
亜美の自分を見つめる目にあきらかにドキドキしてる自分がわかった。
その後3人で雑談しながら食事をしたが、日明は常に亜美のことを気にしていた…。
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