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「ふん…」
ジャギは難しい顔をして、次にこう言った。
何故僕達みたいなハッカーに協力してくれるのか、と。
一抹の疑心を込めて。
「…わかりません。プログラムではなく…なにか…感情のような……」
違和感を感じた。このアンドロイドの動きは、本当に考えたように見えたのだ。
相手に考えさせる為の間ではなく、自分が考える為の間。
「感情…?」
「いえ、プログラムなのかも知れません。しかしVRE社の業務用アンドロイドの頂点である私に、そのような感情をプログラムする意図もわかりません。社にとっては、ただ黙って業務をこなす人形で十分なのですから」
「………」
「おいポンコツ!あれはどーいうこった!?」
「!?」
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