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ジャギは仕方ないなぁ、862413だよ、と聞き取るのがやっとの早口で言うとまたこちらに視線を戻した。
「……という話だったね、タイプ-愛花、いや、ファズ」
「はい」
「君には感謝しているよ。まさか天下のVRE社の君が、僕達に協力してくれるなんてね」
「あなた方のハッキングにはいつも悪意が感じられませんでしたから…それより、あの人は私のことをご存知ないのですか?」
ファズは未だにパスワードに手こずっているリヴのほうを見やった。
「疑うべきは味方からってね。……まぁ言うのが面倒だっただけなんだけど」
「おい!もう一回だけゆっくりパスワード言ってくれねぇか!?」
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