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病院では優奈が治療を受けていた。
頭の傷は縫うことになった。
それは仕方がなかった。
けど何故、優奈が倒れたのかは分からなかった。
優奈が倒れた理由を探るべく、いろいろ検査をする事になった。
つまり検査入院だ。
優奈は検査入院を嫌がった。
何故なら学校にも行けないし、流華やみんなに会えないからだ。
優奈は気になってたことをお母さんに聞いた。
「ねぇ、お母さん。」
「何?」
「私倒れた後どうなったの?流華一緒だったよね。」
お母さんは説明を始めた。
「優奈が階段で倒れた後、流華ちゃんが大声で助けを呼んでくれたの。そしたら、近くにいた先生が来てね、優奈を保健室まで連れて行ってその後お母さんが学校に来てそのまま病院。」
「流華は?」
「学校だよ。」
「私会いたい。」
「流華ちゃん最後に学校終わったらすぐ病院向かいます、って言ってくれたからもうそろそろくるわよ。だから待ってなさい。」
「はぁい。」
流華がくる前にある検査をした。
検査が終わって病室に戻ると流華がいた。
「流華」
「優奈!大丈夫、心配したよ。」
「ゴメンね、流華心配かけて。」
「全然大丈夫だよ。」
「本当にありがとう。」
「うん」
その後二人は何もなかったかのように、
ニコニコいろんな話をして流華はこの日帰ってた。
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