それは突然…

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『……………』 唖然とした… だってさっきの男達が 黒い長いフードの付いた服を着て 私の周りに囲む様に歩き回る 「…を……アリ…言う……捧げる…」 何やらブツブツと唱えて 足を止めた 私の方を向き また何かを唱える… その時、1人の男が前に出て 他の奴と合図をしあった 「では!少女の名はアリス!! 少女を生け贄に!!神を呼びたまえ!!」 そう男が叫び服の中からナイフを出した 『いやぁぁぁぁあああ!!』 -グサッ- 足に激痛が走る -グサッ- 次に腕 そして肩、左右どちらも だけど…腹には来ない… 最後にやるのかな… 「アリスの血を!命を捧げよう!!アハハハハハハハ」 -痛い- 苦しい… 助けて… 神様なんて要らない 貴方に会う為に捧げられる命 会いたい者 会えない者 会いたい者は生け贄を捧げ 会えない者は捧げられる 早く!! 早く助けて!!
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