それは突然…

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ふと目を開けると 男達が何やら揉めている… 「来ないじゃないか!!」 「やり方が間違ってたのか?」 「いや…そんな筈…」 そんなやり取りを聞いていると 何だか笑えた… 『クスクス…』 「お前!!」 「まだ生きてたのか!!」 「死に損ないが!!」 またナイフを取り出して こっちに来る 「さぁ…アリス…選んで…」 「そして願って--」 2つの声が部屋に響く 「誰だ!!」 「女の仲間か!?」 ギャアギャア喚く中 私は彼達を見た 1人は白い髪に白のシャツに 黒いベスト赤のリボンをし 灰色のチェックの膝上ズボン 赤い目をしていた もう1人は赤紫?みたいな色の髪で灰色のフードの付いた服に 黒いズボン 顔は…フードで良く見えない 私を同い年位かな? 「もう分かるよね…」 『私の願い…こいつらを…殺して…』 「「僕等のアリス…君が願うなら」」 私は目を閉じた 疲れた… 体中 痛いってより重たい 傷は深い所だけ治ってるし… 死なないよね…
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