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完全に油断していたと言われたら、そうなるかも
外へ飛び出したオレに、メイドは後ろからタックルかましやがって
「うぎゃっ 」
見事に地面にダイビングした。オレは痛みと衝撃におかしな呻きをあげる
「いっでぇ～……っ唇切ったぞ。ぃてて……」
地面から顔を離しながら痛みに顔を顰めて嘆くオレ
お前、オレのこの奇麗な顔に一生残る傷が付いたらどーすんのさ!!お婿に行けないでショ！……と、虚しい冗談を言ってる場合じゃなかった。逃げなきゃならんこの状況で痛みに感傷してる暇はなかったんだ！
バカなコントを繰り広げていたトコから我に返り硬直する
（しまったあぁっ！捕まった!!……ん？）
腰に…
メイドはオレに跨がり、馬乗りになる
柔らかい尻の感触がモロ腰に！
「(ひいぃっ)ドコ乗っかってんのっ あんた！」
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