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秋季も過ぎ
当たりは真冬到来のため
寒防着に身を包んだ若者が
増えてきた
寂しさのあまり
寒さのあまり
涙が止まらず
進み出したはずの足は
いつの間にか
止まってしまっていた
携帯が鳴る
現代に生まれた私は
近代的機会に
頼り過ぎたのかもしれない
自分から出した
別れの言葉と
相手から届いた
励ましの言葉が
大きく胸に突き刺さった
幼稚過ぎた私に
嫌ほど嫌悪感を抱いた
嘘でも応援してくれた
それだけが私の背中を押してくれた
ありがとう
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