8人が本棚に入れています
本棚に追加
私はだいぶ動けるようになった体を引きずり、今まで来た道を戻った。
そして気晴らしに、ウェストコーストに向かうことにした。
そこにいるロジャーに色とりどりの宝石を加工してもらっていると…
「あ、サモナー、手紙よ。」
不意に後ろから声をかけられ、振り返る。
そこには三通の手紙を持ったシャランがいた。
「はい、あなた向けの手紙を預かっていたわ。」
「ありがとう、シャランさん。」
そう言って私は彼女に会釈すると、壁にもたれかかりながら封筒を開けた。
最初のコメントを投稿しよう!