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私はだいぶ動けるようになった体を引きずり、今まで来た道を戻った。 そして気晴らしに、ウェストコーストに向かうことにした。 そこにいるロジャーに色とりどりの宝石を加工してもらっていると… 「あ、サモナー、手紙よ。」 不意に後ろから声をかけられ、振り返る。 そこには三通の手紙を持ったシャランがいた。 「はい、あなた向けの手紙を預かっていたわ。」 「ありがとう、シャランさん。」 そう言って私は彼女に会釈すると、壁にもたれかかりながら封筒を開けた。
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