序章

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「でもなんで大戦の英雄とも呼ばれた人がこんな場所にいるんで?」 俺は、逸る気持ちを抑えられずに訪ねた。 が、リンドバーグはそんな俺を見て鼻で笑う。 「まずは汗を流せ、話しはそれからだな。下のラウンジで待っている。時間かけんなよ。」 2人に念を押すように指さし、微笑を浮かべ後ろ手に手を振りながら部屋を出ていった。 「「…………」」 アーノルドと互いに顔を見合わせ、暫しの時間が経過した。 「急ぐか……」 「だな……」 「まぁなにかしらの話しは期待できるだろうしな」 先にアーノルドが部屋を出ていった。 なんで会議室とかじゃなくてラウンジなんだ? ……まぁいいか、行けば分かるか。 続いて部屋をでて、向かい側のロッカールームにあるシャワー室へと急いだ。
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