青いガラス玉

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  僕は亜也美ちゃんの手をギュッと、強く握り締めた。 そう、今、ハッキリと分かったんだ。 僕の大事なもの、見つけた――! ******************** …… ……ん……。 突き刺さるように強烈に射し込む朝陽に、僕は眠りを遮られた。 ゆっくりと上半身を起こすが、まだ頭がボーッとしている。 ……夢、か……。 大きな溜息を、ひとつ。
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