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私強くなんかないよ
本当は誰よりも弱いんだよ
でもね
誰も気付いてはくれないから
必死に笑っているんだよ
電話が切れた瞬間
流れる残虐な機械音
ふと瞳を濡らすものが
何かわからず戸惑って
辛くて枕濡らした夜も
誰も助けには来てくれなかった
私強くなんかないよ
本当は誰よりも弱いんだよ
でもね
誰も気付いてはくれないから
必死に笑っているんだよ
どうせみんな口だけでしょ?
私強くなんかないよ
本当は誰よりも弱いんだよ
だけど
誰も気付こうとはしないから
笑う事で逃げてたのかな
誰かに気付いてほしかった
誰かに救ってもらいたかった
こののしかかる不安の風船
突き破いて解放してよ
あんなにも大好きだった夜が
暗闇がこんなにも怖くなって
私強くなんかないよ
本当は誰よりも弱いんだよ
でもね
誰も気付いてはくれないから
必死に笑っているんだよ
誰かに気付いてほしいんだ
側にいてほしいんだ
…助けてほしいんだ
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