*ふたりの距離*

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「もちろん、あなたの事も調べさせてもらったわ… ただの庶民がこの学園に来るなんて、恥さらしもいいところだわ。 颯もどーかしてる… どうしてあなたみたいな庶民を側においたのかしら。」 あたしを睨み付けながら馬鹿にしてくる愛美に 憎悪に似た怒りが込み上げてきた 「あんた…調子に乗るのもいい加減にしたら?」 パシンっ!! あたしは言い終わると同時に、愛美の頬をおもいっきり ひっぱたいてやった 愛美は自分の頬に手をあて、涙目になりながらもあたしへの睨みをきかす
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