*ふたりの距離*

11/35
前へ
/252ページ
次へ
ぼんやりとこの後どうしようか考えていると 不意に後ろから抱き締められた ドキンドキン 一気に心臓が早くなる これは… あたしの知ってる温もり、あたしの好きな…。 「…何…してん、だよ…」 息を切らせながらそう言う彼はとても弱々しく感じた 「言っただろ?俺の側にいろって。」 「うん…」 その言葉が 颯の言葉がうれしくて思わず抱き締め返した
/252ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15845人が本棚に入れています
本棚に追加