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温かい心地いいほどの温もりがあたしの不安を全部吹き飛ばす。
「好き…もうどこにも行かない。」
その言葉とともにぎゅっと腕に力が入る。
はっ恥ずかしい!
何言ってんだろ?あたし…
「美咲…」
あたしの予想外な言葉を聞いてか颯がびっくりして目を見開いている
が!!それもつかの間…急にニヤリと笑い
「可愛いこと言うじゃん。そんなに俺が欲しい?」
さっきの弱々しさはどこえやら…
いつものあたしをからかう颯に戻っていた。
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