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やっと学校へ到着した‥。
でも‥だめ‥まともに沖野の顔が見れない‥。
下を向いたままの俺‥。
「メイ‥お前さ‥少しは気をつけろよ‥可愛いんだから‥。」
へっ?
俺は顔を上げた‥。
「可愛い‥って俺がかよ‥?」
ありえん‥。
俺は可愛いなんて変だ‥。
童顔だが‥(汗)
沖野はため息をつく‥。
「これだもんな‥自覚してないのが一番怖いんだ‥お前は結構、人気あるらしいから‥。」
ありえん話だ‥だっていまだに友達さえいないのに!?
「うそだぁ‥。」
絶対に沖野はからかってるに違いない‥。
「クラスの連中が言ってたぞ‥メイ狙いが多いんだけどスキがなくてキッカケがつかめないって‥。」
なんじゃそりゃ‥!?
「さっきのアイツもきっとお前狙いだったんだな‥。」
そんなばかな‥。
「うかうかしてるとメイを取られちゃうかもな‥。」
沖野が呟いた‥。
「はっ‥?何言ってんだよ今更っ‥俺の事ふったくせにっ‥ちっちゃい時だからって忘れてないからなっ‥!!」
はっ‥!!
馬鹿っ‥俺何言ってんの!?
沖野はキョトンとしている‥。
「メイ‥覚えてたんだ‥?」
ああっまずい‥。
いたたまれなくなって俺は教室へ向かって走った‥。
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