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「....そうなんだ」
だめ..泣くな。泣くな。泣くなここで泣いたら2人にあたしの気持がバレてしまう。
泣くな。泣くな。泣くな。泣くな。
そう思っていても気持とは裏腹に目には雫が溜まってくる。もう少しで雫が落ちてしまう。
「.....は?」
急にあたしの目の前が真っ暗になった。
そうかと思うと頭の上から聞き慣れた声が聞こえた
「こいつまだ熱あるらしいから保健室連れて行くわ。」
目の前が暗くて状況が飲み込めない。
少し沈黙になると
「...あぁ」
「えっ大丈夫!?」
「あー大丈夫。大丈夫。きっと微熱だ。秦担任に言っといてくれ。」
「わかった。」
あたしが口をはさむ間も無く会話が展開されあたしは中山にひっぱられ校内に入った。
楢原が切なげな顔で見てるのにも気付かずに
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