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あれは、漸く自衛隊にもなれ後輩も出来たある夏の日の事。
同じ部隊の同期3人と、夏の休みはどう過ごすかを相談していた。
私『なぁ~!
お前ら、どうするんよ…
夏の休み』
B『これと言って、予定は無いな…』
C『右に、同じ(笑)』
D『なんじゃ!
結局、誰も予定無しの
色気の無い野郎の集まりかよ~!』
私『(笑)仕方ないさ!
女性自衛官は、全て彼氏付き!』
C『かまってくれるのは、パンチの聞いたフィリピンの飲み屋だけ(笑)』
B『さみしいね~!』
私『いずれ、下から見たことも無いキノコはえるぞ?』
4人『アハハハ~
終わってるわ!』
馬鹿な話をしながら、ゆっくりとした時間を過ごした。
後日から、1週間の予定で 野外演習が始まり
皆、バラバラに訓練を開始した。
夜は、演習場の宿舎に泊まり、酒を飲みながら騒いでいた…
かなり、夜も深まり皆寝ている。
酔いが回って、暑い体を冷やすため、自販機に飲み物を買いに、私は外に出た。
C『えっ!マジ!マジで? 本当に?嬉しいわ~♪』
自販機の横で、やたら浮かれてるアホを見つけた!
私『楽しそうやの~
何浮かれてるんや?』
C『ななな…
夏の休みの予定は、まだ決まってないやろ?』
私『まだやで・・・・・』
C『良し!
絶対に、予定入れるなよ!』
私『ほへ?
なんやあるんか?』
C『女性達と遊ぶんや!』
私『うぉー!
でかした!でかしたぞ大将』
私は、新しいビールをCの口に流し込み、喜んだ。
B『騒がしいやっちゃの~ 何や…』
私『大将が、やってくれましたよ旦那…
女性達とデートだとよ…』
B『なにぃ~(笑)』
酔っぱらい3人は、肩を組み合わせ踊った…
D『何何何?
お楽しみは、3人だけ?
俺は、のけ者なわけ?』
C『ナイナイナイ、それはあり得ない!』
その後、かなり遅くまで
4人の宴は続いた…
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