鬼畜お姉ちゃん

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「まぁ…なんかすんませんでした!」 「フフフ…それでよいのじゃ♪」 うん………なんか腹立つ……。 でも、機嫌直ったみたいだしいいか…… 「じゃ、行きましょうか?」 「うむ!」 「えっと、喋り方変わってませんか?」 「あ、分かった?」 「そりゃあ…分かりますよ」 「まぁ、早く行こー」 「はい…」 なんか一方的だな…。 気になるって程じゃないからいいんだけど… まぁ……これが普通だからな…… 「置いてくよ~」 「……あ!待って!」 気が付くと姉ちゃんはもうデパートの前まで歩いていた。 歩くの早いから。 「眠い……」 「今寝たらフルボッコだからね?」 「はい…ふわぁ~……」 「寝ないでね?」 「はい…」 目笑ってませんよ? 怖いですから………
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