第一章「召喚されし主役と仲間たち。」

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「痛たッ」 彼女はそう言いながら腰に手をあてている。 「ごっゴメンッ!大丈夫!?」 俺はすぐに謝り、彼女の無事を確認した。 周りを見ていなかった俺の責任だ・・・。 彼女は立ち上がりながら、俺に申し訳なさそうに 「えっ・・あっ大丈夫。」 「ごめんなさい!私の不注意で。」 えっ?ぶつかったのは俺の方だぞ・・・。 ビックリしたが俺は思う。 俺の不注意なのに優しいんだなと。   けど良かった、彼女の方は怪我がないみたいだ。ケガしないで安心だ。
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