第一章「召喚されし主役と仲間たち。」

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六月後半にさしかかり太陽の日差しがキツくなり、蝉の声が聞こえ始めてくる。 夏も近づいてきたので少年は部屋のクーラーの風量を強くし、布団に包まって爆睡していた。 前日にセットした目覚ましが鳴り始める。 しかし、かなり大きな音が鳴り響くが少年は起きたくないと目覚ましを止める。 そろそろ起きて学校に行く支度をしなければならない時間だというのに。 時計の針は7時を指していた。
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