開口

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エデン(よし!このままじゃ埒があかん!) エデン・少女『あの~。』 お互い話し掛けるタイミングが被ってしまったので、再び気まずい雰囲気になってしまった。 しかし、エデンはこの沈黙が嫌だったので再び口を開いた。 エデン『あ、あの。ケガとか無いですか?』 すると、少女はアタフタとしだし立ち上がりながら、 少女『だ、大丈夫です。先程は本当にありがとうございます。危ないところを助けて戴きました。』 と言うとペコリと頭を下げた。 エデン『いや、その何て言うかシン兵が無理矢理、君を連れていこうとしてたし、お、俺もシンは憎いから…。あいつらの姿見た途端カーッとなっちゃって。』 少女『そうだったんですか。ま、まぁ、何にせよ私は貴方のお陰で助かりました。感謝してます。』 少女はまたもエデンに頭を下げた。
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