開口

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鞘から剣を抜き駆けていく。 エデンは突っ込んだのと同時に、手前二人のシン兵を切り倒した。 しかし、その背後から更に二人の兵が槍を突いてきた。 背中越しの殺気に気付いたエデンは腰を落とす。 エデンの頭上を槍がかすめる。 そのまま体を回転させシン兵の足を払う。 バランスを崩されたシン兵は尻餅をつき、槍を落とす。 エデンは立ち上がり、片方のシン兵を蹴り飛ばした。 綺麗に顎に入った為か、蹴られたシン兵は泡を吹き白目を向いて倒れた。 エデンは蹴りを放ったあと、少し距離を取るために離れた。 残りのシン兵は四人。 シン兵を見据えてエデンは口を開く。 エデン『お前等、面倒だから一斉に掛かってこい。』
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