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エデンは再び剣を構えると大男を睨み付けた。
突き刺すような視線を受けた大男はニタァと笑い、同じく槍を構えた。
隊長『そう来なくちゃあ、つまんねぇわな。』
再び二人の間に緊張が走る。
暫くの静寂を先に破ったのはエデンだった。
強く踏み出した一歩で勢いを付け大男に向かっていく。
エデンは一気に大男の目前まで迫った。
大男は槍を振るう。
普通ならば攻撃を受けるために剣で防ぐ所だ。
しかし、エデンは剣を未だに動かさない。
変わりに槍を防ぎに動いたのはエデンの左腕だった。
エデンは自分の左腕を捨てる代わりに、一気に勝負を決めにいったのだった。
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