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謎の影は動じる事なく全ての突きを裁ききる。
槍をギリギリまで引き付け剣で受け流していく。
そして、大男の突きの反動を利用するかのように体を捻りスッと剣を横に薙いだ。
大男は首を押さえた。
しかし、押さえた手の隙間から真っ赤な血が噴き出した。
大男はその状態のまま口を開いた。
隊長『ゴポッ…、グゾッダレ…。俺は…まだ、死にだぐねぇ…。ガフッ…でめぇなんかガボア様に殺られちまえ…。』
そう言うと大男は前のめりに倒れた。
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