152人が本棚に入れています
本棚に追加
/223ページ
それからエデンとレヴィンは今回の戦について暫く話していた。
『敵の兵力は一体どれぐらいなんだ?軍団長?』
『まぁ、1万5千ってトコだ。』
『やけに少ないな…。』
エデンの言葉に腕組みしながらレヴィンは答える。
『そうなんだよ。いつもなら50万人ぐらいは投入してくるんだが…。とは言ってもこちらとしては少ない兵力で事足りるから願ったりなんだけどな。』
『それなら俺達が援軍としてわざわざセイツに来る必要無かったんじゃ…』
『その事なんだがエデン。今から話す事は誰にも言うなよ。』
レヴィンが真剣な顔をしながら声を殺して言った。
『あぁ、分かった。』
『実はな………』
最初のコメントを投稿しよう!