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体勢を崩したゼフにすかさずジャックが攻撃を仕掛ける。
ジャックが再び右腕を挙げると、次は複数の小刀が飛び出した。
ゼフ『…甘い!!』
ゼフはそう叫ぶと体勢を崩したまま右手に持った槍を風車の如く振り回した。
ジャックによって放たれた小刀は全て弾かれた。
ジャック『…クク。……やるね……。』
ゼフ『若造に簡単にやられる程、まだまだ歳老いてはおらんよ。』
ジャック『……そ。』
ジャックとゼフは再び向き合った。
カメルは残して来たゼフを心配しつつもグラスへの退却を急いでいた。
カメル『振り向くな!生き残るために足を止めるんじゃないぞ!』
まるで自分に言い聞かせる様にカメルは叫んだ。
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