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カメルの周りのシン兵達は次々と槍を、剣を突き出してくる。
カメルはそれを上手く交わしながらシン兵を斬り倒していく。
カメルは弓の腕が傑出しているため、そちらばかりが注目されていたが、剣術、槍術も人並み以上の腕を持っている。
戦闘において非凡な才を持っている辺り、ゼフと血が繋がっているだけある。
気が付くとカメルの周りにはシン兵が近寄らなくなっていた。
シン兵達は少し距離をおいてカメルを牽制してくるだけで誰一人、向かってくる者は居なかった。
そうこうしている内に、味方の兵達がシン軍を切り崩してカメルに追い付いて来た。
カメル『よし!この勢いのままグラスへと戻るぞ!向かってくるシン兵は根絶やしにしろ!!』
『オォー!!』
カメル達は再び勢いを付けて、シン軍へ斬り込んでいった。
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