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カメルは膝を付いたまま呆気に取られていた。
そして、突然現れた男はシン兵を掴んだままカメルに声をかけた。
男『おぅ、兄ちゃん!よく耐えたな!』
カメル『……あなたは…一体…?』
カメルが問い掛ける。
男『ん?俺か?…う~ん…正義の味方ってかぁ!』
男はそう言い終わると城壁の上に向かって叫ぶ。
男『オジキィ!!ゲン!!俺ぁブッ込むぜ!』
すると、城壁の上から声が飛ぶ。
ジュリアス『タイガ!思う存分暴れてこい!』
タイガ『承知!!』
そう言うとタイガは掴んでいたシン兵を軽々と投げ飛ばした。
そして、たった一人でシン軍の中へと突っ込んでいった。
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