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ベイルはエデンの顔を見て驚きの表情を見せたが、事の詳細を聞くとサラ達に手招きをして家へ入れた。
一先ず四人はテーブルを囲み座った。
サラ達が何故シン軍に追われているのか…やはりベイルも気になっている様子だったが、あえてそこには触れずに客人としての礼をつくしていた。
ベイル『ふむ。シン軍に追われているのなら大変な旅路じゃったであろう。しばらくはゆっくりしていけばいいよ。』
ベイルが腕組みをしながら呟いた。
サラ『本当にいきなり押しかけてしまって…申し訳ありません。』
アレックス『しばらくすればすぐにでも発ちますので…。』
サラとアレックスは二人して頭を下げた。
ベイルは頭を下げる二人に困った表情を浮かべながら口を開いた。
ベイル『いやいや…むしろ何ももてなせんし、こんな所で良ければいつまでもおっても構わんよ。』
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