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ベイルの優しい言葉に二人は改めて頭を下げた。
その後、ベイルは再び鍛冶場へ戻り作業を始めた。
アレックスは鍛冶場に興味があるのか見に行きたそうにしていたがサラの護衛を疎かにする事は出来ない為、その場から動かずにいた。
そんなアレックスを見てサラは微笑みながら声をかけた。
サラ『ふふっ。見に行きたいんでしょ?ソワソワしてるから分かるよ。大丈夫だよ。何かあったらエデンが守ってくれるし…ねっ?』
唐突に話し掛けられたエデンは
エデン『ん?あぁ、おぅ。』
と、間の抜けた返事を返した。
アレックス『ですが…。』
サラ『いーから。行っといでよ。』
アレックスは少しの間、考え込んでいたが、意を決したように口を開いた。
アレックス『それでは、少々見に行かせていただきます。』
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