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大男は両手に斧を持ち、ゆっくりとクロムに向かって歩いてくる。
クロムは大男に気付き不敵に笑いながら口を開く。
『ほぅ。ようやく隊長格のお出ましか。少しは出来てくれなきゃつまらんぞ。』
クロムの挑発に大男は不敵に笑う。
『軽口を叩きやがって!身の程を知れ小僧!』
『ほぅ…シン兵にしては少しお喋りだな。軽口かどうかは俺に斬られた後に地獄で確かめろ。』
クロムはそう言うと大男に対して馬鹿にしたように手招きした。
大男はクロムの言葉に激昂し体をぶつける形で突進していった。
(スパッ…)
次の瞬間には大男の首と胴は別々になっていた…。
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