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エデン『ザクト!ライル!奴らが追ってきやがった!』
するとザクトとライルは足を止めた。
エデン『向こうは騎馬、こっちは手負いの歩き…逃げ切れるもんじゃないぞ。』
ザクト『だな…。ここは最期まで闘ってあがいてやる!』
ライル『しつこい奴らだ。一人も逃がす気ねーってか。よし。』
三人は剣を抜き構えた。
だんだんと距離が詰まってくる。
敵は横一列に並び馬上から槍を構え突っ込んでくる。
ガキン!
敵の初撃を受けるがザクトとライルは吹き飛ばされてしまった。
エデンも体勢を崩され尻餅を付く。
さすがに馬の勢いを付けた攻撃を耐えることは出来なかった。
エデン『クソッ。』
エデンはすぐに立ち上がろうとするが雨のせいで滑ってしまい、また尻餅を付いた。
騎馬隊はエデン達に突っ込んだ後、馬首を返し再びエデン達の方へ向かって来た。
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