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レヴィン(……伏兵に気付けなかった…。兵数の多寡で驕っていた…。何を、何をやっていたんだ俺は…。)
レヴィンは地面に膝を付き頭を抱え込んだまま、呆然としていた。
兵士『軍団長!もうここは駄目です!早く撤退しましょう!』
レヴィンは兵士の言葉が聞こえていないのか一点を見つめたまま動こうとしない。
兵士はしびれを切らしレヴィンをムリヤリ自分の乗っている馬に乗せ駆け出した。
兵士『よし!全員退却~!急げ!』
ラグノーマ平原はセイツ・エントール連合軍兵士の死体で埋まった。
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