第三話 どんな時も…

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恋「忍法百欄の舞い」 フワワ… 三橋「な…っ!?」 ブワッ 三橋「うあああっ!」 ガシッ 阿部「無理すんなよ、三橋…」 三橋「あ…阿部君…」 阿部「最近、疲れてんじゃないのか?」 三橋「疲れてな、い… レー守る為なら、い、い…」 阿部「手貸してみろ」 三橋「え…?」 私はいつも思う。 この2人はホモなのか…?って… スッ 阿部「あぁ、大丈夫だな…」 三橋「う、うん…」 ニコッ 三橋(オレは母さんに、どんな時も笑顔で居なさいって言われたケド… 余裕ない時だってある… 母さんは何を伝えたかったんだろ…) 恋「三橋君…?」 三橋「あ…大、丈夫だよ!」 阿部「じゃあな、あんま無理すんなよ」 カッ 三橋「う、ん」 恋「作り笑顔して、辛く…ない?」 三橋「つら、くないよ」 恋「うん。そうか…」 フイッ 恋「さぁて…、練習を再開しようか」 三橋「そう、だね…」 ダッ in阿部 内心。オレはいつも、三橋が心配だった。 無理して、笑うし… キョドったり… だから、心配だ… 昔、オレはそんなあいつに助けてもらった。 オレは、元希さんとはぐれ、1人になり洞窟にこもっていた… →
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