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そういい残すと、商人らしきヤツがその場から逃げ出した。
阿部「あ…待て!」
恋「三橋君…っいやぁ……
私のせいで……
イヤアアアアアアアアア!!!」
阿部「くそ…!なんなんだ!」
恋「私が行きます…」
ダッ
阿部「恋さん!」
私のせいで、三橋君が捕まったんだもん!
私がいかなきゃ!行って、私が助けなくちゃ!
『生贄にちょうどよいではないか…』
『あの5人を取り逃がしたからな…。』
恋「あの5人が何ですって?」
『!!』
ザザンッ
恋「こうなりたくなかったら、居場所を教えなさい…」
『…ッ!
おやおや、これはこれは…、誰かと思えば、姫様ではないか…』
恋「私を知ってるってことは…商人ではありませんね」
スッ
恋「では、三橋君の居場所…知ってますよね…」
『しょうがないお人ですね…。分かりました…お教えいたしましょう…』
→
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