第三話 どんな時も…

4/9
前へ
/122ページ
次へ
そういい残すと、商人らしきヤツがその場から逃げ出した。 阿部「あ…待て!」 恋「三橋君…っいやぁ…… 私のせいで…… イヤアアアアアアアアア!!!」 阿部「くそ…!なんなんだ!」 恋「私が行きます…」 ダッ 阿部「恋さん!」 私のせいで、三橋君が捕まったんだもん! 私がいかなきゃ!行って、私が助けなくちゃ! 『生贄にちょうどよいではないか…』 『あの5人を取り逃がしたからな…。』 恋「あの5人が何ですって?」 『!!』 ザザンッ 恋「こうなりたくなかったら、居場所を教えなさい…」 『…ッ! おやおや、これはこれは…、誰かと思えば、姫様ではないか…』 恋「私を知ってるってことは…商人ではありませんね」 スッ 恋「では、三橋君の居場所…知ってますよね…」 『しょうがないお人ですね…。分かりました…お教えいたしましょう…』 →
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加