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美麗「海はやっぱり綺麗ね・・・」
海に向かってたたずむ美麗は海ぼうずと見まごうほどの美しさだった。
美麗「私の家は・・・この下に沈んでいるの。」
涙をおさえて服のまま美麗は海へと入ってゆく。
靴が匂う。あたりいちめん美麗の足の匂いになった。
あたりいちめんがどのくらいの範囲かというと、だいたい半径10キロメートルくらいの距離(途中山やビルの間など障害のある場所は除く)である。
突然誰かが美麗に声をかけてきた。
誰か「ヘイ!そコのカワイコチャ~ヌ、僕トふらんちゃいずシナイ?」
美麗「つ×く・・・?」
美麗が振り返るとそこにいたのはつん×ではなく、幼い頃に近所に住んでいたカイワレ農家のおじさんであった。感動の再会に美麗は思わず舌打ちをしてしまった。
だって美麗、乙女なんだモン❤
美麗「おじさん・・・うちのパピーとマミーは元気?」
カイワレ爺「オナカイタイケドといれ行コカナヤメヨカナ。痔ダシといれガ欝デタマラン」
美麗「なんですって!?パピーはロ×ア海域まで漁に行ったまま帰ってこなくてマミーは某国に拉致られたですって!!」
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