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(ネットアイドルは数知れずいらっしゃるのでもしかして同じ名前いらっしゃるかも~💦でもこれはフィクションです。実在する人物・団体とは関係がありません。)
美麗は絶望していた。
偶然にも踏んだサイトにいたネットアイドルがめちゃめちゃに可愛かったのだ。
ネコミミのスレンダーな女の子で、小さい。名前は みゆ というらしい。
たかがネットアイドル。そうナメていて痛い思いをしてしまった美麗はかなり怒りに燃えていた。絶対に殺す❤
気が付くと美麗は高速道路を100キロのウルルン速度で走っていた。これが後に都市伝説となる100キロババア❤である。
怒りに燃えた美麗がたどり着いたのはキラキラリンの雪国であった。
住所にあった事務所へ来た。・・・はずなのだが。
美麗「あれれェ~っ、これって・・・民家じゃねぇの?」
まさに民家である。あきらかに民家。玄関には一匹だけだがシーサーちゃん❤までいる。訳がわからない。
混乱する美麗の前で、いきなりドアがあいた。画面ごしに見ていたあの女の子が出てくるかもと美麗は身構えた。
美麗「びっくりくりりん。・・・あれは親か何かか?」
出てきたのはみゆとは似て非なる他人であった。
細いを通り越して骨のようで、歳はだいたい45といったところだろうか。しかしネコミミという部分は共通していたために美麗は飛び出して行った。
美麗「あの・・・ッ!みゆさんのお母さんですか?ドキドキ。」
みゆ「いや、アタチがそのみゆでチュ💕」
美麗「!?」
ありえない。写真とはまるで別人❤である。
しかし美麗は柔らかに考えた
(イケる!このコぱっとしないけど引き立て役には丁度いいわ!)
美麗の性格はとてもキュートで今流行中の自己中お姫様❤なのだった。
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