227人が本棚に入れています
本棚に追加
「だからさ翔に駅まで送ってって欲しいの…駄目かな…?」
俺は驚いた。まさか香から送ってって欲しいて欲しいなんて予想もしなかった。
「俺なんかでいいのか?」
「えっ?」
「お前にも親しい友達がいるだろう?そいつらじゃなくていいのか?」
香にも大切な親友がいる。俺はどうしても聞きたかった。
俺が良い理由を…
「もう友達には別れを言ってきた…。やっぱり最後は翔がいいの…」
その言葉を聞いて俺は安心した。
「わかった…送っていくよ」
「……ありがとう…」
最初のコメントを投稿しよう!